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ホーム【参考資料】 アクアリウムにおける流木の処理



◆流木の処理◆

①小型流木
 
  ・ 電子レンジで加熱殺菌(やりすぎると燃え上がりますので。経験済み)
    または鍋で煮沸殺菌(家人の了解を得ましょう)
  ・ バケツなどに水を張って水没させ、一日一回程度の水換えを行い最低一週間以上アク抜き
    この行程で市販の「流木のアク抜き剤」や活性炭を入れても可。
  ・ 最後にペーハー試薬などで中性を指していることを確認し水槽へ投入。

②中型~大型の流木

  ・ 電子レンジや鍋での煮沸が困難な場合はごみバケツや家の浴槽で行う。(家庭があると難しいかも)
  ・ できる限りの高温(湯沸しを熱湯にするか沸かした湯を入れる。)
     で水没させ蓋をして熱がなるべく逃げないようにする。
  ・ 12時間~24時間して水温が室温と同じになったら水を捨てて再び熱湯で容器を満たす。
  ・ この行程を3~5回、浸していた水が綺麗になるまで繰り返す。
  ・ 最後にペーハー試薬などで中性を指していることを確認し水槽へ投入。

当方ではこのような方法でアク抜きをしています。

ポイントとしては・・・

① 加温による殺菌と木材内部までの浸水
   通常の雑菌は100℃でほとんどが死滅する。
   温度を高くすると木材内部や組織内部の空気は膨張し、その膨らんだ空気は冷めるときに収縮します。
   その時点で水没させておくことにより水分をより早く木材内部まで浸透させます。
    (参考 2日目の煮物がおいしいのは何故か? クワガタ産卵木の処理など)

② アク抜き時の水換え
   アクといっても色々な物質を総称してアクと言われています。
   塩素で殺菌された中性の水道水に浸しておくと、その水にはどんどんアクが溶け出してきます。
   何度も換えることにより浸透圧の作用を活性化させる。(アクが抜けやすくする)
    (参考 小学校の理科の実験であった濃度が違う食塩水を混ぜるとどうなるのか?
     人間の体の細胞、細胞壁の働き。数の子の塩抜き処理など)

③ ペーハーの調整
   海で採取されたものであれば当然アルカリに傾いていることが予想できる。
   当方では水槽の立ち上げ後まもなく、糞や餌の食べ残しなどで酸性に傾いていたため
   若干アルカリでちょうどいいのでは、と考えた。
   が・・・水槽、流木のサイズのバランス、バクテリア、飼育種、数、濾過環境などケースバイケースになるのでは?
   という訳で無難に中性になってからがベターでは?

④ 水に浮く流木の処理
   流木は組成や水分量などが要因で浮遊性、沈下性に分かれます
   始めは浮く流木も上記行程の間に沈下するようになったり、中には何年も沈んでくれないものもあります。
   気に入って水槽に入れようと購入した流木が浮いてしまい思うようにレイアウトできない・・・
   そんな時の方法です。
   (当方はこの方法で固定しました。応用すれば枝状の流木を底から立て、生えているようにもレイアウトできます。)
   
   ・ 材料

   アクリル板(安価な塩ビ板でも可)・・・ ホームセンターや建材屋で。水槽の底面積や流木のサイズ、
                            レイアウトなどにより適宜
    結束バンド              ・・・ 100円ショップで。コードなどを縛るプラスチックバンド
     
   ・ 製作工程
   
     アクリル板を水槽底面と仮定し流木の配置、角度、向きなどレイアウトを決定する。
     レイアウトが決まったらアクリル板、流木の両方の接地している部分にそれぞれ2箇所ほどドリルで穴を開ける
     (穴の開ける位置や角度、流木の材質などによっては破損の可能性があるので慎重に)
     結束バンドをアクリル板の底から通し流木の穴に通して
     再びアクリル板に通し裏側で結束させ余った部分はカットする。
     アクリル板と流木が固定できたら水槽の底面に設置。
     アクリル板の上に乗っかるように岩や石、砂利などをレイアウトする。
     以上にて完成。アクリル板ごと水槽レイアウトの底材などでオモシをしたという訳である。安定が悪い、
     まだ浮く場合はアクリル板の面積を増やすかオモリを増やす。
     これで固定しているうちに沈下性になるかもしれません。

⑤ 流木というものを考える
   流木は自然が作り上げた造形物です。
   いつどこに生えていた木がいつ何でどこから流されてきたのか皆目検討がつきません。
   人が作り上げた製品には説明書があります。流木にはガイドラインこそあれ、
   説明書や「絶対に」ということはないと理解しています。
   当方は上記の方法で魚も死ぬこともなく順調ですが、「絶対に大丈夫」ではありません。
   魚は生き物ですから必ず寿命があります。
   魚は目に見えますが酸素やバクテリアなど魚の命を預かっている環境は眼に見えない世界が多いです。
   アクアリウムを趣味としている方はどんな魚種にしろ自然界からヒントを得て工夫し、
   水槽という小さなビオトープの管理者なのではないでしょうか?
   そのような観点で流木も捉えていただきたいと思います。そのためにヒントとしていただけましたら幸いです。








(大阪府 K様【G84・J104】)

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  ※これらの資料はK様監修の元、掲載のご了解を得て掲載しております。
    また全ての流木にK様の工程が該当するという事ではございませんので
あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。
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